東洋医学からみる食養生

◇東洋医学からみる食養生 

西洋医学と東洋医学の違いを簡単に説明すると、西洋医学は症状のでた部分にフォーカスをあて

東洋医学は症状からみた体全体へのアプローチをしていきます。


例えば、風邪をひいた際には、西洋医学では解熱剤などで熱を下げ、咳や鼻水などの症状を抑える薬を処方します。対して東洋医学ではまず体を温めて免疫力を高めます。

日本では漢方や、鍼灸、気功などが東洋医学とされることが多く、そのベースの考えになるのが「陰陽五行」です。


これは、世の中の全てのものを「陰と陽」に、さらにそれを、「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(ごん)」「水(すい)」という5つのエネルギーに分けたものです。

すくすく伸びていく「木」は、多くなりすぎると山火事となり「火」を生み、そして灰となり「土」になります。 土は長い時を経て、鉱物つまり「金」になり、鉱脈には「水」が流れ、そして「木」を育てます。

「五行」の「行」という字は、循環するという意味があり、これらの5つのエネルギーが循環することで全てのものが生成され自然界が構成されていると考えられています。

体の内臓や各器官も、食材も全て5つに分けられ、5つのエネルギーの調和をとることで、心身の状態を調えていきます。 


東洋医学・色彩療法から基づく食材でレシピを考えています

すべての情報ではありませんので、ご注意ください。あくまでも一部の例です。

体質によっての良し悪しなどがありますので、ぜひひとつの参考にしてみて下さい!


木のエネルギー(春の薬膳)色彩:緑、青

木の要素 肝臓・胆のう

木はエネルギーの根源を意味し、血液を浄化する肝臓・胆のうを表します。

肝臓に病気を患うと便秘・情緒不安定になる確率が高まるため、
梅干しやホウレン草など酸味のある食べ物や葉物野菜を摂るといいとされています。 

◇肝(木)タイプ

イライラしやすい

肩こり、首こりがある

ゲップやおならがでやすい

目の疲れがある

爪が割れやすい

このタイプの方にオススメのまかないレシピです!


火のエネルギー(夏の薬膳)色彩:赤、オレンジ

火の要素 心臓・小腸

火は、心臓・小腸を表します。

精神面に関係が深い心臓を患うと顔や味覚に影響が出るため、

不調を感じたら意識的にパプリカやみそなど、苦味のある赤い食べ物を摂取しましょう。 

◇心(火)タイプ

不安になりやすい動悸

息切れがある

不眠傾向がある

赤ら顔気味だ

不安になりやすい動悸

舌が荒れやすい(ひりひりする)

このタイプの方にオススメのまかないレシピです!


土のエネルギー(土用の薬膳)色彩:茶、黄色

土の要素 脾臓・胃

食べ物を血に変える脾臓と、食べ物を消化する胃は土の要素です。

脾臓に支障をきたすとリンパが滞り代謝が悪くなるため、
じゃがいもやとうもろこしなどの甘みのある黄色い食べ物を摂りましょう。

◇脾(土)タイプ


くよくよ落ち込みやすい

胃や腸がよわい

疲れやすい

口内炎ができやすい

手足がむくみやすい

このタイプの方にオススメのまかないレシピです!


金のエネルギー(秋の薬膳)色彩:白、シルバー

金の要素 大腸・肺

不純物をなくす役目がある大腸と肺は、金の要素です。

大腸の浄化や肺の免疫力を高める効果が期待できるのは、辛味がある白い食べ物なので、大根やネギを積極的に摂りましょう。

◇肺(金)タイプ

悲しくなりやすい

呼吸器が弱い

風邪をひきやすい

肌が乾燥しやすい

アレルギーを持っている

このタイプの方にオススメのまかないレシピです!


水のエネルギー(冬の薬膳)色彩:黒、濃い青色

水の要素 腎臓・膀胱

水の要素である腎臓と膀胱はホルモンや生命エネルギーに深く関係しており、
不調になると生殖機能に弊害が出る恐れがあります。

また、水は陰の要素が強いので、
切り干し大根・高野豆腐・わかめなど、太陽の光を十分に浴びた食べ物を積極的に摂取しましょう。 

◇腎(水)タイプ

びくびく、おびえやすい 

尿トラブルがある(頻尿・トイレが遠い) 

顔がむくみやすい

抜け毛が気になる

何をやっても温まらないひどい冷え性

このタイプの方にオススメのまかないレシピです!


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